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ここでは鍼灸治療について簡単に説明させていただきます。

​東洋医学では経絡(けいらく)という道が人間の体の表面から五臓六腑にまで巡っていて

主な経絡は14本あり、そして経絡には経穴(けいけつ)という幾つものポイント(ツボ)があるという考え方をします。

経絡には、気(エネルギー)血(血液)水(血液以外の水分  リンパ液とか汗とか)の3つが流れており

このバランスが崩れ流れが滞ることで体調が崩れると考えられています。

例えば内臓に異常があれば関係のある経穴に何らかの反応が出ます。

鍼灸師はその症状を読み取って適切なポイントを見極めて鍼灸治療を施します。(ここが鍼灸師の腕の見せ所です。)真の経穴に刺激を与え経絡の滞りを取りスムーズな流れにすることで本来の自然治癒力が甦るという考え方です。なぜ鍼灸治療が数多くの病気や症状の改善に向くかという理由もここにあります。

認知症の鍼灸治療をしていたら髪が生えたり、自律神経失調症の鍼灸治療をしていたら肌が奇麗になったりするのもこの自然治癒力が影響しているのでしょう。

中国古来の医学の考えが今ではWHO(世界保健機構)もその効果を認めており360ヶ所余りのツボを認めています。(詳しくは「適応症状」をご覧下さい。) 

​鍼灸治療とは
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​経絡のイメージ
電車の路線図のようですね
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​この3つがバランス良く流れれは゛健康!

鍼灸は皮膚や筋肉などの感覚神経を刺激し、脳、脳幹、脊髄などの「中枢神経系」を介して身体にある様々な調整をする機能(内因性痛覚抑制系、自律神経、内分泌系、免疫系など)に影響を与えて、自然治癒能力を高めて効果を発揮します。自然治癒力とは人が本来持っている治癒能力のことを指し、薬品などの投与なく自らの力で治す機能のことで、神経伝達物質の一つであるβエンドルフィンによる作用であると考えられております。βエンドルフィンは、痛みを抑える鎮痛効果や免疫力の向上、心地良さを与えるなど神経に直接作用し、また身体への負担やストレスを軽減したり、内臓の働きや筋肉の動きを正常にし、新陳代謝を活発化していくことにも役立っていると考えられております。

​自然治癒力の考え方
​未 病 に つ い て

なんとなくのご不調をそのままにしていませんか? 小さな不調がやがて病気を表面化させていきます 。東洋医学ではなんと2000年も前から「未病」という概念がありました 。「未病」というのは病気とは言えないけど頭痛やめまいがしたり食欲不振だったり、だるかったり等 検査結果には出ないような不調がある状態です。「未病」治療は「未病」の間に体調を整えて健康的な生活を送れる様にすることです。 つぐみ堂もこの考えをとても大切にしています。そして多くの方に知って頂きたいと思っております。 月に一度のお体のメンテナンスを鍼灸ですることで数ヶ月後には体調の良さを実感していただけると思います。 ご一緒に病気に負けない体作りをして参りましょう。 副作用のほとんどない鍼灸治療で体を整え人生百年と言われている時代を健康に生き生き過ごして参りましょう。

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